イギリス空港会社(BAA)がCrossrailのプロジェクトに2.3億ポンド(約400億円)の投資を行うことを明らかにしたようです。
ニュースソース:
BAA To Invest GBP230 Mln In Crossrail
そもそもCrossrail(クロスレール)とは何かというと、ロンドンの東西を結ぶ総工費160億ポンド(約3.2兆円。英仏海峡トンネル掘削時の2倍に相当)にものぼる大鉄道ルート構築計画です。 サイト→ Crossrail
ロンドンを東西に地下でぶった切り、途中でヒースロー空港、カナリーワーフにも線を延ばすもので、主な結節駅としては、Maidenhead、Heathrow、Paddington、Liverpool Street、Stratford、Shenfield、Whitechapel、Isle of Dogs (Canary Wharf)、Woolwich、Abbey Wood
になるようです。
ヒースロー空港へのロンドン市内からのアクセスは(某国と違って)決して悪くはないですが、やはり空港からシティやカナリーワーフまで直接通じる、ということに意味があるようです。
なお、この計画に英国政府が1/3にあたる56億ポンドを拠出することを確約していますが、今回のBAAに加え、まだまだ民間からの出資を要することになるようです。
ちなみに日本のリニア中央新幹線計画(東京〜名古屋)は5兆円とも6兆円とも言われています。そう聞くと、ますます現実味がなくなってきました・・・。
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